建設業の会社から実際にいただいたご相談と、その場でお出しした提案を載せています。

研修を実施して成果が出たものは「導入事例」として別にまとめます。
このページに載せているのは、ご相談をいただいた時点の記録です。
成果の数字は入っていません。実際に測れたものだけを、後から導入事例として出します。

社名は出していません。業態は「業種+規模感」までにとどめています。

事例1|ゼネコン・500〜1,000名

ご相談いただいた方:DX推進部門のご担当者(決裁者は不在、情報収集の段階)
きっかけ:オンライン面談
対象の業務:書類整理、図面・フォルダ管理、資料作成

ご相談の背景

社内でAIツールの説明会や勉強会を定期的に開いているが、参加者が少ない。
周知しても、資料や動画が見られない。
すでにAIツールは導入済みだが、資料作成まで使いこなせているのは一部の社員にとどまる。
現場の所長はベテラン層が多く、新しい仕組みが定着しにくい。

お出しした提案

この会社に必要なのは、新しい研修を買うことではないと考えました。
すでにあるものが社内に広がらない原因のほうが問題だったためです。

そこで、社内での広め方そのものを設計し直す提案をしました。

  1. 職種ごとに「明日の自分の作業が1つ減る」テーマで研修を組み直す
    「AIとは何か」ではなく、その人の明日の作業を1つ減らす内容にする
  2. 周知 → 開封 → 参加 → 実務で使う、までを数字で追う
    どこで人が抜けているかが分かれば、打ち手が決まります
  3. よくある問い合わせを集め、導入済みのAIで社内FAQを自動回答にする

あわせて、次の3点もお伝えしました。

  • 使うツールは1つに絞る(複数あると、どれを使うか迷う時点で止まります)
  • 30代の中間管理職から先に広める(ベテラン層に直接当てない)
  • 業務別のビフォーアフターを載せた社内事例集を作る

その場で、AIでのフォルダ整理と書類作成を実演しました。

ご提案の形

社内浸透の設計支援(研修・顧問は必要に応じて)

使用したAI

Claude(実演)。すでに導入済みのツールは入れ替えない前提でご提案しています。

その後

先方で研修資料の見直しを進めていらっしゃる段階です。

事例2|中堅建設会社(RCマンション等)・50〜100名

ご相談いただいた方:総務部長(代表・役員は不在)
きっかけ:オンライン面談
対象の業務:工程表、施工写真の整理、足場計画、図面の読み込み、積算

ご相談の背景

AIで何ができるのかを知りたい、という段階でした。
特に、図面の読み込み・積算・寸法の読み取りに関心をお持ちでした。
工程表や施工報告書は手作業で作っており、AIはまだ使っていない状態です。

お出しした提案

「できます」と口で言っても伝わらないので、その場で実演しました。

  • 打合せの文字起こしから、工程表(バーチャート)をExcelで出力
  • 施工写真の自動整理
  • 音声入力だけで、6階建てビルの足場計画と工程表を作成

図面については、AIがそのまま使える形で出せることと、出せても人の確認が残ることを分けてお伝えしました。

今できること 出せるが、人の確認が残ること
仕様書の要約 拾い出し(短時間で出せるが、要確認が残る)
図面間の食い違いの洗い出し 寸法の読み取り(出せるが、原本との照合が要る)

ここを曖昧にすると、導入後に「思っていたのと違う」となるためです。

そのうえで、全社向けに以下をご提案しました。

  • 10回以上の段階的な動画カリキュラム
  • 3か月〜半年の質問対応
  • 研修後も毎月、建設業のAI事例を共有し続ける

ご提案の形

全社向けAI研修+研修後の質問対応

使用したAI

Claude

その後

社内でご検討いただいています。

事例3|地場の建設会社・30〜50名

ご相談いただいた方:取締役(工事部長兼務)。導入を判断できる役員ご本人が出席
きっかけ:資料請求 → 予約ページからご相談予約
対象の業務:請求書の仕分け・集計、工程表、写真管理、安全書類、見積書、採用パンフレット

ご相談の背景

AIの無料セミナーは多いが、自社でどう使えばよいかが分からない。
ChatGPT・Gemini・Claudeのどれを選ぶかも決めきれずにいた、とのことでした。

実務では、下請け業者からの紙の請求書を現場別に仕分けて集計する手作業が、
長年続いていました。採用向けの会社案内づくりにも時間がかかっていました。

お出しした提案

まず、高額な専用ソフトを入れるより、汎用AIと社員教育のほうが本質ですとお伝えしました。

その場で実演したのは次の2つです。

  • 職人との会話の音声から、関数入りの工程表と原価管理表を作成
  • 図面と過去の見積から、見積書とメールの下書きまでを作成

研修の形は、2週間に1回・全9回。

  • 事前に現場社員から「楽にしたい業務」を聞き取ってから始める
  • 自社で実際に使っているExcelを使って、一緒に仕組みを作る
  • 会議室とオンラインの併用
  • 事務職には、会社案内づくりなど別メニューを用意

助成金の申請は、提携先と一緒に支援します。

ご提案の形

現場向け研修(全9回)+事務職向け別研修+助成金申請の支援

使用したAI

Claude/ChatGPT

その後

頻度と形式についてご合意いただき、詳細のご提案に向けて調整中です。

事例4|地方の不動産・住宅リフォーム会社・20名未満

ご相談いただいた方:営業部のご担当者(社長のご判断が必要)
きっかけ:広告から資料請求
対象の業務:見積作成、工程表、提案資料

ご相談の背景

見積作成のスピードと、精度(実際の工事金額とのずれ)に課題がありました。
工程表やビフォーアフターの提案資料も効率化したい、とのことです。
AIは調べものや文章作成に使う程度でした。

お出しした提案

過去の見積書・図面・見積の考え方をAIに読み込ませ、
図面から見積を一度に出す仕組みを、研修の中で一緒に作る
提案をしました。

業務を代行するのではありません。
研修が終わった後も、社内でAIを使い続けられる状態になることを目指します。

研修は2週間に1回×4回程度に絞り、約1か月で仕組みを作ります。

デモでお見せしたのは次の3つです。

  • 会話の文字起こしから工程表
  • 図面から数量と計画書
  • 外壁塗装の提案スライド

ご提案の形

研修+見積の自動化の仕組みづくり

使用したAI

Claude/ChatGPT/NotebookLM

その後

先方のご都合により、一旦保留となっています。

ご相談について

上記はいずれも、初回のご相談でその場でお出しした内容です。
「うちの場合はどうなるか」は、業務を伺わないと分かりません。

業種と、楽にしたい業務を1つ教えていただければ、
その業務でAIに何ができるかを、実際に動かしてお見せします。

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研修の監修者については、研修の監修者についてをご覧ください。