社員がもう個人でChatGPTを使っている。そんな建設会社のための研修です。一人ひとりの自己流を、会社として安心して使える形にそろえ、現場の書類で役立つ使い方を身につけます。

株式会社PlanTiveの建設業向けAI研修のうち、ChatGPTを中心に使う場合のご案内です。ChatGPTは、名前を知っている方が多いAIです。そのぶん、会社が知らないところで使われていることも少なくありません。この研修は「使い始める」より「使い方をそろえる」ことに重点を置きます。

ChatGPTを使っている建設会社で起きがちなこと

  • 若手が個人のアカウントで使っている。何を入れているか会社は分からない
  • 上手な人の頼み方が共有されず、使える人と使えない人の差が開く
  • 「メールの文面を考えてもらう」くらいで止まり、現場の書類には使われていない
  • AIの答えをそのまま書類に貼り、間違いに気づかないことがある

どれも、ChatGPTが悪いわけではありません。会社としての使い方が決まっていないことが原因です。

建設業の業務で、ChatGPTをどう使うか

研修では、メールの文面づくりから一歩進んで、現場の書類に使う練習をします。以下は、PlanTiveが自社の材料で行った実演の内容です(実演ではChatGPT・Claude・NotebookLMを使っています)。お客様の成果ではありません。

スマホで撮った紙の請求書を、現場別に集計する

下請けから届いた紙の請求書を撮影して読ませ、現場別に仕分けて合計を出しました。手書きの文字は読み違いが起きるため、集計した数字は元の紙と見比べます。

写真と工事内容から、提案スライドを作る

外壁塗装を例に、施工写真と工事内容から提案用のスライドを作りました。金額や仕様の最終確認は人が行います。

会社の情報と写真から、会社案内や採用パンフの原稿を作る

会社の情報と現場写真をもとに、会社案内や採用パンフレットの原稿と構成を作りました。

打合せの文字起こしから、工程表の下書きを作る

打合せの文字起こしから、関数入りのバーチャート工程表をExcelで出力しました。現場固有の段取りはAIは知らないため、初回は人が直す前提です。

ほかの実演は建設業のAI活用事例にまとめています。請求書や会社案内など事務所の仕事は現場書類・事務のAI研修、工程表は工程表のAI研修で詳しく扱っています。

研修で扱うこと:自己流を会社の使い方にする

1. 個人の使い方を棚卸しする

研修の最初に、受講者が今どんな使い方をしているかを出し合います。責めるためではありません。役に立っている使い方を拾い、危ない使い方を見つけるためです。

2. 入れてよい情報のルールを決める

図面、見積、施工写真、作業員の情報。どこまで入れてよいかを会社として決めます。個人のアカウントと会社で用意するアカウントの使い分けや、入力内容を学習に使わせない設定の確認方法もお伝えします。

3. 頼み方を共有する

上手な人の頼み方を、誰でも使える形の文にして共有します。工程表、請求書、提案資料など、業務ごとに一つずつ作ります。

4. 確かめる手順を決める

ChatGPTが出したものを、誰がどこで確かめるかを決めます。数字・日付・固有名詞は、必ず元の資料と見比べます。

ChatGPTでの研修が向いている会社

  • 社員の多くが、すでに個人でChatGPTを使っている会社
  • 使い方のばらつきや、入力している情報が気になっている会社
  • スマホで使う場面が多い、現場中心の会社

まだ社内で使うAIが決まっていない場合は、Claudeを使う研修の実演もあわせて見て決めることもできます。Microsoft 365を全社で使っている場合は、Copilotを使う研修も選択肢になります。

ChatGPTでもまだ難しいこと

  • 図面からの拾い出し・寸法の読み取り:AIが出せても、そのまま提出できる状態にはならず、人が確認する前提です。図面で使える範囲は図面をAIで読む研修をご覧ください
  • 手書き文字の正確な読み取り:くせのある字や薄い字は読み違いが起きます
  • 自社の事情:社内の決まりや現場の段取りは、伝えない限り反映されません
  • 答えの正しさ:自信のありそうな言い方で間違えることがあります。最後は人が確かめます

よくあるご質問

無料版を使っている社員がいますが、問題ありますか?

無料か有料かより、何を入れているかが問題になります。まず入れてよい情報のルールを決め、そのうえで会社としてどのアカウントで使うかを検討します。ChatGPTのプランや料金は変わることがあるため、このページでは扱いません。

ChatGPTの研修と、ほかのAIの研修で内容は違いますか?

考え方は同じです。頼み方の組み立て、入力のルール、確かめる手順は、どのAIでも通じます。違うのは画面の操作と、社内の使われ方に合わせた進め方です。

料金と問い合わせ先

研修の料金は、使うツールによって変わりません。

プラン・コース 料金 時間 単位
ライト 60万円〜 半日3時間 1社あたり(最大30名)
スタンダード 100万円〜 1日6時間 1社あたり(最大30名)
eラーニング 20万円+税 全6章・40時間 1名あたり

詳しくは建設業向けAI研修の料金プランをご覧ください。監修者の経歴は講師紹介にあります。社内のChatGPTの使われ方を整えたい場合は、ChatGPTの社内活用・研修の相談からお問い合わせください。